展望~2023年度、ウエストミンスター日本人教会の目指すもの

ウエストミンスター日本人教会のホームページへ戻る
 

展望~2023年度、ウエストミンスター日本人教会の目指すもの

2023年度の年間標語は 「主の新しい業を見よう」 (イザヤ書43章19節)です。

【展望】
2023年のウエストミンスター日本人教会の年間標語を「主の新しい業を見よう」とします。これは、イザヤ書43章19節の御言葉から選びました。長きにわたり教会を翻弄していたパンデミックが終焉を迎える兆しが見られる2023年度は、主が新しいことをなしてくださることに期待して、新しい道に大きく歩み出す教会になることを目指します。

主は、今にもバビロン捕囚から解放されようとしてるイスラエルの民に向かって、「見よ、新しいことをわたしは行う。今や、それは芽生えている」と語られました。その言葉を、そのまま、パンデミックから解放されようとしているウエストミンスター日本人教会に力強く語りかけられている主の御言葉として受け取りましょう。主は、「わたしは荒れ野に道を敷き、砂漠に大河を流れさせる」と言われます。これは、私たちが、これまでに見たことも聞いたこともないような大いなる御業を見るという宣言です。

主は、私たちウエストミンスター日本人教会のために、また、私たちウエストミンスター日本人教会を用いて、どのような新しい業をなそうとしておられるのでしょうか。主は、「あなたたちはそれを悟らないのか」と問われます。「いいえ、私たちは、悟らない者ではなく、悟る者となりたいです」と告白し、ますます祈りに励み、神からビジョンをいただき、そのビジョンを兄弟姉妹と語り合い、主が今なさろうとしている新しい業を悟り、そして、主の御力をいただいて、それを行う教会となることを願います。

私たち一人ひとりが主に信頼し、主と共に歩み出すとき、主は私たち個人に、そして教会全体に、麗しい主のご計画を見せてくださるでしょう。その主のご計画のうちに私たちが用いられることを心から望みましょう。そうすれば、主は喜んで私たちと共に働いて、新しい御業をなしてくださいます。その祝福の御業を見るとき、私たちのうちに心からの喜びと賛美と感謝が満ちあふれることでしょう。

具体的には、まず、1月29日、定期会員総会の予定されている日の主日礼拝で、年間聖句の聖書箇所から標語説教に聴きます。その後は、通常は連続講解説教に聴きますが、毎月の第三主日は、年間標語に関する主題説教に聴きます。また、第五主日(4月30日、7月30日、10月29日)の礼拝後には、「ビジョン座談会」(仮名)を開き、主の御心を求めつつウエストミンスター日本人教会の歩む方向や新しい活動について皆で話し合いましょう。「ビジョン座談会」で生まれた新しい活動案は、次月の役員会に提案され、審議されます。そこで主の御心と確信して承認されたものについては、チームで、また教会全体で協力して取り組みましょう。

過去45年の歩みの中で、多くの御業を見させていただいてきたウエストミンスター日本人教会です。これからも、主の新しい御業に期待して歩んでいきましょう。

牧師 小澤寿輔